失った歯を取り戻す

失った歯を取り戻したい

歯がなくなってしまうことの原因は、歯周病と虫歯の主に二つです。
歯がなくなってしまった方に対し、失った歯を取り戻すための方法としては、大きく三つあります。
「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」です。
入れ歯
取り外しができ、ほとんど前後の歯を削らないで済みます。但し、取り外しが面倒で、針金やピンク色の歯ぐきの部分が付着したり、邪魔だったり、違和感も強いという欠点があります。

ブリッジ
歯がないところの前後の歯を削って上から被せるような形になります。橋を架けてつなげるようにするのでブリッジと言います。利点は、取り付けの形なので、取り外しがなく咬む力も出て、咬んだ感じもいいです。一方、前後の歯を削らないといけないという欠点があります。

インプラント
天然の歯のように顎の骨に固定します。入れ歯とブリッジの良いとこどりをした感じです。歯を削らないし咬む力も出るし違和感も少ないという利点があります。欠点としては、オペをしたり、費用がかかったり、「入れ歯」や「ブリッジ」に比べて治療期間が長くかかるところです。

当院では、必ず、この三つの利点・欠点を含めて説明し、患者様に何を第一優先するのかを伺って聞いてから、治療を行います。
例えば、歯を削りたくない、インプラントは怖くて費用の問題があるというのであれば、必然的に残るのは入れ歯になります。
どれがいいかというのは、その方がどこに優先順位を持ってくるのか。その方の状況や残っている歯の状況などによって決まります。

よく咬めるようになりたい、咬み合わせを良くして心身のバランスを取り戻したい

咀嚼に関するハツカネズミを使った実験があります。硬い固形の餌(咬まないと食べられない餌)を与えるネズミと硬い食べ物を攪拌した餌(咬まずに食べられる餌)を与えるネズミに分けて、成長を見ます。そうすると、例えばゴールに餌を置いた迷路で硬い餌を食べたネズミは、餌まで辿り着けますが、流動食を食べたネズミは、同じところを行ったり来たりしてしまいゴールまで辿り着けません。つまり、咬むということで、脳血流が増加し、脳が活性化するのです。人間でも、咬まなくなったお年寄りは、どんどん血流も悪くなり、脳の活性化が落ちて、認知症率が格段に上がるという報告もあります。

このように、咬むことは非常に大事です。
但し、単に「咬める」ことと「よりよく咬める」ということは、我々専門医の立場からは全く別です。
「咬める」というのは、上下の歯がきちんとあり、とりあえず上下の歯で食べ物をつぶせる状態です。失った歯がない場合でも、インプラント・ブリッジ・入れ歯の三つのパターンで人工的に歯を作れば、咬めるようになります。そして、正しい咬み合わせと歯の形態を与えることにより、「よりよく咬める」ようになるのです。

また、丸山咬合医療により正しい顎の位置にすることによって、脳の活性化率が上がったり体のバランスが良くなったりします。
よりよく咬めることによって、当然血流が上がってきて元気になりますし、頭もしっかりしてくるので、心身のバランスも良くなります。つまり、心が元気になり、脳と身体は生き生きと若返り、美しくなれるのです。伊東歯科医院では「よりよく咬める」ようになっていただく治療を大事にしています。

セロトニンとの関係

セロトニンは日本語で言うと、幸せ物質・幸福物質と言われます。
人間の身体に出てくると、すごく幸福感を味わえる物質です。これを増やす方法としては薬がありますが、飲み続けなければなりません。薬以外に自分でこのセロトニンを作るという方法もあります。セロトニンを増やす方法は3つあると言われています。
「太陽の光」「スキンシップ」「リズミカルな規則正しい運動」です。

そのうちリズミカルな規則正しい運動には、メインが3つあります。1つ目は、規則正しいリズミカルな呼吸、2つ目は規則正しいリズミカルな咀嚼、3つ目は規則正しいリズミカルな歩行です。このうち、規則正しいリズミカルな咀嚼を、我々歯科医が担っていると考えています。